綴じ方向

綴じ方向

本を綴じる(糊付けする)方向には、左綴じと右綴じがあります。

左綴じ 右綴じ
本の表紙を表に置いた時に、左側が綴じられた本です。
横書きの本の多くは、左綴じです。

《一例》
専門書、ガイドブック、洋書など
本の表紙を表に置いた時に、右側が綴じられた本です。 縦書きの本の多くは、右綴じです。

《一例》
小説本、国語の教科書、(台詞が縦書きの)漫画など

綴じ方法・製本方法

綴じ方法(製本方法)には、無線綴じと中綴じがあります。

無線綴じ 中綴じ
表紙と本文を糊で貼り合わせる製本方法です。
ページ数の多い本にも向いています。
背幅が厚い本の場合、背文字を入れることも出来ます。

糊で製本をするため、中綴じよりも厚いページ数の本を作ることができます。

《一例》
漫画単行本、文庫本、教科書、ガイドブックなど
表紙と本文を針金で綴じる製本方法です。
ページをのどの中心まで大きく開くことが出来ます。
そのため、イラスト本などにも向いています。

針金で製本をするため、厚いページの本を作ることはできません。

《一例》
ファッション誌、映画のパンフレットなど

■中綴じで注意したい三箇条
  1. 区切りは必ず4ページ
    中綴じは「2つのページが並んで印刷された本文」と「表紙」の中心を針金でつなぎあわせます。
    さらに、本のページには表と裏があります。
    そのため、表の左右2ページ+裏の左右2ページの4ページ分=1つの塊になります。
    常に4ページが1つの塊になるので、4で割り切れないページの製本は出来ません。
  2. 隠しノンブルは使えない
    中綴じはのどの中心まで大きくページを開くことができます。
    そのため、ノンブルをのどに寄せても、隠す場所がないので見えてしまいます。

  3. (無線綴じよりも)小口側が切れてしまいます
    中綴じは二つのページが並んだ状態の物の中心を針でとじます。
    そのため、二つ折の紙を重ねた時のように中心のページほど外側に飛び出します。
    この状態で仕上がりサイズに断裁をします。
    無線綴じの時より中心のページは、小口側の文字や絵が大きく切れてしまいます。