紙(アナログ)原稿の作り方
←データ原稿の作り方はこちら入稿原稿についての基本ルール
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完全原稿で入稿
完全原稿とは、サイズや塗り足し不足など修正がない、そのまま印刷ができる原稿のことです。
完全原稿でのご入稿をお願いします。
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受付完了後、原稿の差し替えはご希望に添えない場合があります。
すでに作業が進んでいるなど、差し替えることで別のトラブルが起きる原因となります。
セリフ抜けや誤字などがないようご確認の上、ご入稿をお願いします。
※原稿不備や差し替え希望は、納期または料金が当初の発注内容から変更となる場合がございます。 -
受付完了後、発注内容の変更はご遠慮ください。
受付完了後、部数の変更などの仕様変更はトラブルのもとになりますのでご遠慮ください。 -
ご登録いただいた緊急連絡先で、連絡が付くようにお願いします。
万が一、原稿不備などがあった際は、お電話またはメールでご連絡をさせて頂く場合がございます。
商品を受け取られるまでは、着信履歴やメールのご確認をお願いします。
なお、連絡がつかない場合は、そのまま印刷を行わせていただきます。 -
デザインの修正や校正は行っておりません。
写植や誤字の確認など、加工や校正は行っておりません。
それらを踏まえて、完全原稿でご入稿をお願いします。
原稿用紙
モノクロ原稿
一般に流通している原稿用紙は、以下の様に印刷に必要な線が入っています。原稿用紙以外での入稿も可能ですが、サイズやトンボ間違いの危険があります。
以下の様な専用の原稿用紙を使う事をおすすめいたします。
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仕上がり線
原稿はこの線に合わせて切り落としされます。
この線より内側が実際に本になる範囲です。 -
塗り足し線
出来上がる本に余白を出さない為に大きめに描く範囲です。
端まで絵柄・トーン・ベタがある時は、ここまで描いて下さい。 -
センタートンボ
原稿の中心を示す大切な線です。
この線を基準に印刷の位置が決まります。 -
内枠線
大事なセリフや文字は、内枠線より内側に入れた方が出来上がった本で見やすくなります。 -
ノンブル用ガイド
ノンブル(ページ番号)を書く位置の目安です。
仕上がり線より内側であれば、この位置以外にノンブルを書いてもかまいません。 -
コーナートンボ
四隅(左上・右上・左下・右下)の位置を示す大切な線です。
この線を基準に断ち切りがされます。
カラー原稿
弊社で配布しているカラー表紙用原稿用紙は、以下の様に印刷に必要な線が入っています。原稿用紙以外での入稿も可能ですが、大きさやトンボ間違いなどの危険があります。
以下の様な原稿用紙を使う事をおすすめいたします。
原稿用紙の中心が背表紙、右側と左側がそれぞれ表紙・裏表紙になります。
背幅の計算はこちらから
カラー表紙用原稿用紙は、資料請求からもお取り寄せ頂けます。
画材
モノクロ原稿
◎印刷に適した画材 | ×印刷に適さない画材 |
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グレー・薄墨は、綺麗に再現されません。
カラー原稿
◎印刷に適した画材 | ×印刷に適さない画材 |
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注意点
モノクロ原稿と違い、薄い青の線・原稿用紙の内枠線などは印刷で消えません。
そのまま印刷されますので、アタリとして引かないでください。
原稿用紙を使用する場合、本文用原稿用紙は使用しないでください。
モノクロ原稿と違い、薄い青の線・原稿用紙の内枠線などは印刷で消えません。
そのまま印刷されますので、アタリとして引かないでください。
原稿用紙を使用する場合、本文用原稿用紙は使用しないでください。
綺麗に仕上げる為に注意すること
原稿用紙・画材以外にも、以下の様な問題があると綺麗に仕上がりません。綺麗な仕上がりにならない原因 | |
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モノクロ原稿 |
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カラー原稿 |
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パソコンからプリントした小説原稿
プリントアウトをした原稿の状態によって、原稿用紙への貼付やトンボの記入が必要になります。イメージ | 紙全体と 印刷をしたい範囲 が同じ |
プリント位置は ずれていない |
端まで飾り枠や 絵柄・色がない |
入稿のルール |
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○ | ○ | ○ | ||
× 印刷したい範囲が 紙全体のサイズより 大きい |
○ | ○ | ||
× 印刷したい範囲が 紙全体のサイズより 小さい |
○ | ○ | ||
○ | ○ | × | ||
○ | × | ○ |
または |
以下、全ての条件に当てはまる原稿は、そのままのサイズで入稿が可能です。
- 紙全体が印刷をしたい範囲である
- プリントアウトした原稿の位置は、ずれていない
- 原稿の端まで飾り枠・絵柄・色(ベタ)・トーンなどがない
左図のように、プリントアウトした原稿そのまま入稿頂けます。 原稿用紙への貼り付けやトンボの記入は不要です。 |
印刷をしたい範囲に対して、出力をした原稿が小さい場合や位置がずれている場合、原稿用紙への貼り付けが必要です。
左図のように、市販の原稿用紙へ貼付をしてください。 |
原稿用紙へ貼り付けをして、ぬりたしを付けてください。
左図のように、市販の原稿用紙へ貼付をしてください。 飾り枠・絵柄・色(ベタ)・トーンなどは、ぬりたしの位置まで必要です。 左図の黄色の部分ように、飾り枠などを別に印刷し、ぬりたしの位置まで貼り付けしてください。 |
左図のように、センタートンボ・コーナートンボを書いてください。 |
5色フルカラー原稿・箔押し原稿・レーザーホログラム原稿
5色フルカラー原稿
「色を差し替える場合」と「おまかせで色を入れる場合」とでは、仕上がりが異なります。元のイラスト | 色の差し替え | 色を入れる |
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ワイシャツを蛍光ピンクのベタに「差し替え」と指定した場合 |
肌に蛍光ピンクを「おまかせで入れたい」と指定した場合 |
5色目の特色の指定は表紙原稿にトレーシングペーパーをかぶせ、使用箇所を直接書き込んでください。
色の差し替えをする場合は、原稿では着色せず白のまま入稿頂いた方が、綺麗な差し替えが可能です。
例 | トレーシングペーパーへの記入例 | トレーシングペーパーの指定の方法 |
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肌の部分だけ、蛍光ピンクを「おまかせで入れたい」場合 |
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背表紙に蛍光ピンクを「おまかせで入れたい」場合 |
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「表4の背景を蛍光ピンクに、差し替えたい」場合 |
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「蛍光ピンクで和文30の書体を文字入れ」したい場合 |
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注意点
原稿を蛍光・メタルで彩色すると、発色が鈍りムラが出て逆効果になってしまいます。
原稿は蛍光・メタルを含まない塗料で着色してください。
原稿を蛍光・メタルで彩色すると、発色が鈍りムラが出て逆効果になってしまいます。
原稿は蛍光・メタルを含まない塗料で着色してください。
箔押し原稿・レーザーホログラム原稿
レーザーホログラムの位置指定、写植指定は、表紙原稿にトレーシングペーパーを被せてご記入ください。文字入れ(書体指定)も可能です。表紙タイトル用の書体見本からご指定ください。
原稿についてのご連絡
下記のように意図したデザインがある場合、備考欄に記載をしてあらかじめご連絡ください。- 白紙ページがある 例)39Pは白紙
- 文字が切れても大丈夫 例)20P2コマ目文字切れはデザイン
- 空白の吹き出し 例)10P3コマ目の吹き出しは空白でOK
■MYページ 備考欄 入力例
■発注書 備考欄 記入例