塗り足し・仕上がり線(断ち切り線)
裁ち落としには塗り足しが必要です
絵柄などをページ端いっぱいに入れる(裁ち落とし)には、原稿に裁ちしろが必要です。
この裁ちしろのことを「塗り足し」といい、製本時に生じるズレをカバーするために必要な部分になります。
塗り足しの有無によって本の仕上がりが変わってしまいます。例を参考にし原稿を作成してください。
原稿 | 印刷結果 | |
---|---|---|
悪い例 |
塗り足しがない |
仕上がりに白が出てしまう可能性があります |
よい例 |
塗り足しがきちんとある |
本の隅々まで絵があるように仕上がります |
仕上がり線(断ち切り線)
トンボを繋いだ線です。本を仕上げる際、切り落とす線です。
多少の誤差が生じるため仕上り線のギリギリに描かれた絵や文字は欠ける場合があります。
大切な絵や文字は断ち切り線から3ミリ以上離してください。
文字の位置によって本の仕上がりが変わってしまいます。例を参考にし原稿を作成してください。
原稿 | 印刷結果 | |
---|---|---|
悪い例 |
文字が仕上がり線ギリギリに描いてある |
仕上がりで文字が切れてしまう可能性があります |
よい例 |
文字が仕上がり線より2ミリ以上離れている |
文字がきちんと印刷されています |